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ライブ電子音響とヴィデオを伴った音楽舞劇  

" Dance of Hagoromo "

[世界初演] 

2013年11月30日

ZKM | Zentrum für Kunst und Medientechmologie (芸術とメディアのセンター)

Lorenzstr.19 Karlsruhe ドイツ・カールスルーエ市

info: ZKM

能楽 謡と舞(天女): 青木涼子

テノール(白龍): 長谷川暁男

ヴィデオ : 赤川淳一

音楽 : 大村久美子

 

台本は、古典の能の演目である「羽衣」に基づいており、作曲者によって英語と日本語に翻訳され、一部、脚色されています。能楽の青木涼子は、今までに世界各国の現代音楽の作曲家と共同作業をしており、能を基礎におきつつも、古典のスタイルや言語にとらわれない革新的な試みを続けています。この作品は、そのような彼女の取り組みにインスピレーションを得て、制作されました

この初演は、ドイツの電子音楽スタジオである南西ドイツ放送局実験音楽スタジオとメディア・アートセンターのZKMの共催の「ギガ・ヘルツ 電子音楽コンクール」において、2012年に、作曲者の大村久美子が若手作曲家のための奨励賞を受賞したために実現します。

RyokoWhiteBlack

プロフィール : 青木涼子 長谷川暁男 赤川淳一 大村久美子

青木涼子

AHasegawa

あらすじ

年をとった、元、漁師の白龍(はくりゅう)は、若かりし頃、駿河の国の三保の海岸にて、天女に出会った時の事をを思い出します。その富士山の見える海岸には、何千本もの松原があり、風にうねっていますが、突然、雨風がやんだかと思うと、遠くから妙なる響きが聴こえてきます。目の前の松には、美しい羽衣がかかっており、あまりの珍しさに家に持ち帰ろうとします。すると。。。

長谷川