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大村久美子 は、日本の現代音楽の作曲家で、器楽と電子音楽のための作品制作をしている。 東京藝術大学、ドイツのフォルクヴァング大学にて作曲を、パリのIRCAM(音響・音楽の探求と調整の研究所)にて電子音楽を学ぶ。さらに東京藝術大学大学院美術研究科にてマルチメディアアートの研究をし、文化庁在外芸術家として渡独し、カールスルーエにあるZKM(芸術とメディアの為のセンター)にて制作をする。(2009年3月個展開催) Akademie der Künste Berlin (1997ドイツ)、文化庁芸術家在外研修(2006-7)などの奨学金を受け、Küstlerinnenhof Die Hoege (2001ドイツ)、Kunstlerhaus Schreyahn (2009ドイツ)などのレジデンスコンポーザーとして活動する。 |
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作品は、入野賞(1994)、ガウデアムス作曲賞グランプリ(1998オランダ)、ハノーファー・ビエンナーレ最高位(1999ドイツ)、ACL入野義朗作曲賞(2000)、ノルドラインウェストファーレン州若手作曲家奨励賞(2000ドイツ)、武生作曲賞(2004)、日本現代音楽新人賞(2005)、南西ドイツ放送局実験音楽スタジオとZKM共催のGiga-Hertz-Award奨励賞(2012ドイツ)など受賞。アンサンブルデルン主催のNachwuchsforum(1996ドイツ)、ICMC 国際コンピューター音楽会議(2000ドイツ)、Nuova Consonanza主催Franco Evangelisti作曲コンクール (2012イタリア)などに入選。 ヴィッテン音楽祭、ムジカ・ヴィヴァ、ダルムシュタット現代夏期講習会(ドイツ)、アゴラ・フェスティバル、フェスティバル・アカント(フランス)、ガウデアムス音楽週間(オランダ)、ブルーデンツ現代音楽の日々(オーストリア)、テグ音楽祭(韓国)、アジア音楽祭(日本)、ミュージック・フロム・ジャパン(アメリカ)などの世界各地の音楽祭で、以下の演奏団体、演奏家に演奏されている。 オーケストラ / アンサンブル: 新日本フィルハーモニー, Ensemble Modern, Musikfabrik NRW, Icarus Ensemble, Kammerensemble Neue Musik Berlin, ensemble recherche, Nieuw Ensemble, Ensemble Ictus, Ensemble Mosaik、Ensemble Resonanz、Ensemble Aventure、アンサンブルノマド、東京シンフォニエッタ、アールレスピラン、ネクストマッシュルームプロモーション、アンサンブル・コンテンポラリーα 演奏家: 佐渡裕、Johannes Kalitzke、 Vinko Globokar、Caspar de Roo、板倉康明、細川俊夫(指揮)、 Harry Sparnaay(BCl)、Garth Knox(Vla)、Camilla Hoitenga(Fl)、Piet van Bockstal (Ob)、 Alexis Descharmes、Francesco Dillon(Vc)、Patricia Kopatchinskaja(Vn)、 齋藤貴志、 Jérôme Laran、 Pedro Bittencourt、Brian Sacawa、 Eliot Gattenyo、 Christoph Kirschke (Sax) Catherine Vickers、大井浩明、大宅裕(Pf)、鈴木俊哉(Rec)、藤原道山(尺八)、曽我部清典(Tp)、神田佳子(Perc,Tap)、加藤訓子(Perc)、鈴木大介 (Guit)、森川栄子、天羽明惠、太田真紀(Sop)。 近年、Brian O'Reilly やAnne-Sarah Le Meur などのビデオアーティストとの共同作業や、常磐津文字兵衛(三味線)、吉村七重(箏)宮田まゆみ(笙)、青木涼子(能)などの、日本の伝統音楽の演奏家のための作品制作も盛んに行っている。 フォンテック社から日本の作曲家シリーズとして作品集CDが発売されている。 |
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